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BUYER’S EYE Selected by URA

2018.12.07

今こそ原点回帰

急速に増えてきているスマートウォッチ・・・僕達がいるカジュアルウォッチ市場にもどんどん参入してきている。たしかに使ってみると便利で、今後の更なる発展に目が離せないのは間違いない。ただ、「これ1本あれば、他の時計いらない?」と頭をよぎることもあるが、それじゃ時計選びがつまらなくなってしまう。最先端の技術も良いが、何年も変わらない普遍的なデザインを楽しむのも、僕みたいなモノ好きにはたまらないはず。今回は何年経っても色褪せない納得のモデル2つを用意した。どちらも30年以上前にデザインされた時計達。ここ数年キーワードになっている「原点回帰」や「復刻デザイン」の魅力を少しお話させていただこう。

シチズン リバイバル

アナデジテンプ

(左から)¥24,000+TAX  ¥26,000+TAX  ¥26,000+TAX

今年100周年を迎えたシチズンが、腕時計史上を語る上で外せないモデルを復刻、再現してくれる。まずはアナデジテンプ。このモデルは、なんと言ってもこの特徴的な顔。顔という表現がピッタリの文字盤は針とデジタルを巧みに使って、色んな機能を表示してくれる。僕も二十歳そこそこの頃に、当時海外モデルという位置付けだったので、探し歩いてようやく購入して以来ずっと使っているけれど、いまだ全く飽きない顔をしている。80年代当時の近未来的なデザインを象徴するようなこのモデル、国内ブランドの中でもズバ抜けて個性的な顔で、シチズンのカジュアルウォッチを代表するモデル、あなたのコレクションにも混ぜてもらいたい。

光発電プロトモデル

(左から)¥25,000+TAX  ¥25,000+TAX

このモデルは1974年にデザインされた太陽光発電ウォッチのプロトタイプ。シチズンのソーラー時計「エコ・ドライブ」の礎となりながらも商品化することのなかった幻のモデルが100周年イヤーを締めくくるこのタイミングでリリースされるのだ。当時の手書き図案を参考に落とし込まれたデザインはなんとも秀逸。流線型のケースデザインに、高さのあるカットガラス、6分割された文字盤に、立体的なインデックスと70年代のトレンドをふんだんに盛り込んだ仕上がりとなっている。隣のアナデジテンプと同様に当時のサイズ感を再現してくれているので、少し小ぶりで男女問わず楽しんでもらえるのも魅力のひとつ。ペアウォッチとして楽しむのも良いかもしれないね。

PROFILE

オンタイム チーフバイヤー。渋谷店の店長などキャリアを重ね、2010年チーフバイヤーに就任。モノ選びの基準は〈刺さるか刺さらないか〉心に刺さる時計を探し続ける日々。最近のランチはもっぱら会社近くの立ち食い蕎麦(天玉)にご執心の模様。

DIARY

僕のコレクションをちょっと紹介。実際に僕が20年以上前に購入したアナデジテンプと、同じく20年近く使っている国産ウォッチ達。今も現役で活躍してくれていて、これからも手放したくない。良い味出てる。

 

Company

会 社 名
シチズンリテイルプラニング株式会社
本  社
東京都新宿区百人町二丁目27番7号
HUNDRED CIRCUS East Tower 4F
TEL 03(6632)7850
FAX 03(3368)1131
設  立
1947年2月20日(株式会社栄商会)
役員構成
代表取締役社長   名取 房満
事業内容
時計・その他の小売販売、時計修理
ムーヴ、オンタイム、アウトレット、職域販売、他
資 本 金
8,000万円(シチズン時計株式会社100%)
事業年度
4月1日より3月31日
従 業 員
455人(2017年4月現在)